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2016年01月19日スタッフブログ
そらんじたい和歌170選
今日は、風が強く、出勤中吹き飛ばされそうになりました。
外に出て行くのが危ないくらいでした。
ここ、リファイン大美野の事務所の窓からは雪のちらつく空が見えます。
そんな日は、非日常的な事を考えてみませんか?
最近、和歌について教えて頂く機会がありました。
恋のうたです。どのうたが好きですか?同じような経験はありますか?
1、 あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢うこともがな
和泉式部
(まもなく旅立つ私だけれどもう一度あの人に逢いたい)
2、夜をこめて鳥の空音ははるかともよに逢坂の関はゆるさじ
清少納言
(真夜中なのに鶏の声をまねて、その声を聴いたと去っていくあなた。
私は、騙されませんよ)
3、君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな
藤原義孝
(今まではいつ死んでもよかったのが、あなたを知ってからはすこしでも
長く生きていたいと思うようになった)
4、忍ぶれど色に出にけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで
平兼盛
(好きな人がいるのを隠していたが隠しきれず、好きな人でもいるんでは?と
尋ねられてしまった)
たまには、古典に触れてみるのもいいですね。