政府の「復興・創生期間」の期限である２０２０年度末まで、あと約1年となりました。

災害公営住宅（復興住宅）は９割が整備され、被災地内外をつなぐ復興道路は整備率が７割を超えたそうです。

一方、プレハブの仮設住宅未だ約７００人が暮らし、約４万７千人が全国各地で避難生活を続けていらっしゃるうえに、やっと一部の避難指示が解除された、第１原発が立地している双葉町に人が住めるようになるのは２年後になるそうです。

私たちは、原発事故の被災者を含めいまだ多くの方々が避難され、不自由な生活を続けられている現実を心に刻み、

家づくりに携わる者として、震災の記憶を忘れず、防災意識を高く持って仕事にあたっていくことが大切だと考えております。

国民の1人として、被害にあわれた皆様の生活再建がなされ、復興されますことを願うとともに、犠牲にあわれた多くの方のご冥福をお祈り申し上げます。